お茶と和食の融合で
食べて美味しいお茶文化を

茶音の蔵さおん

2023.06.16
鹿児島県志布志市

お茶と和食の融合で

食べて美味しいお茶文化を

日本屈指のお茶どころとして知られる鹿児島県志布志市。この地で鹿児島自慢の深蒸し煎茶をはじめ、あらびき茶やほうじ茶、玄米茶など、バラエティー豊かなお茶の生産から加工、販売まで行う堀口製茶が手がけるお店があります。お茶の可能性を発信し続ける創作茶膳レストラン「茶音の蔵」です。
お茶畑に囲まれた、ひっそりとたたずむ趣を感じさせる一軒の蔵。「茶音の蔵」と書かれた暖簾をくぐると、ステンドグラスから差し込む優しい光が飛び込んできます。日の光を受けた正面のグランドピアノと店内にゆったりと流れるBGMが来る人の心を捉えます。このグランドピアノはランチイベントなどでの演奏にも使われ、お店の和やかな雰囲気に花を添えます。木の温もりがあふれる空間とお茶の香り。癒しの場として地元の方々に親しまれています。
「茶音の蔵」では、2種類(薫・雅)の創作和食コースを提供していますが、9月から「至れり〜 Itareri〜(税込2,860円)」と「尽せり〜Tukuseri〜(税込3,960円)」にコース名をあらため、料理内容も一新。すべて自社の茶園で取れたお茶を使用した完全オリジナルメニューで、食べるだけでなく見て楽しめるように、料理に合わせた器に盛りつけて提供しています。きれいな器に彩られた色鮮やかな料理は、手をつけるのがもったいないほどの美しさ。季節によって旬の食材で提供できるように、メニューも四季に合わせて変えています。パウダー、ドリップ、ティーバッグなど、様々な生活シーンに合わせたお茶などを販売するお土産売り場も人気で、食後のお買い物客で賑わいます。
美味しい料理と同様にお客様に喜ばれているのが、おもてなしの心です。初めてのお客様には予約の際に、アレルギーや苦手食材を確認し、要望に合わせて提供する食材を変えて対応します。また、2階には個室も用意されており、窓から広がる茶畑を一望することができます。料理を提供するタイミングもきちんと合わせて用意されており、食後に淹れたてのお茶を飲みながら茶畑を眺める時間は何物にも変えがたい贅沢なひとときです。「茶音の蔵」では、お茶と和食との融合を入り口に新たなつながりを持つことを願っています。飲むだけでなく、食べて美味しいお茶文化を広めていくために、一品一品心を込めた茶膳料理を是非ご賞味ください。

茶音の蔵さおん

電話番号 099-475-2212
住所 鹿児島県志布志市有明町原田1203-7
営業時間 11:30〜15:00(14:30Lo)
定休日 月曜・第3火曜・不定休
リンク @horiguchiseicha_wakohen