初めてなのに懐かしい
40年間愛される、まんじゅう屋さん
創業時から同じ製法で同じ味を守りながら、地元の人たちに愛されるまんじゅうを作り続けるお店があります。弾力のある生地とほのかに香る甘酒の風味。こしあんの軽やかな甘さが口いっぱいに広がり、初めて食べた人でも不思議と懐かしさを覚えるのが田中万十店の甘酒万十です。40年前から変わらないこの味を求めて、平日でもお客さまが後を絶ちません。このおいしさの秘密はどこにあるのでしょう。店主の田中康雄さんは「材料や製法など特別なことはしていません。食べた人がおいしく感じるように試行錯誤しながらおいしさを追求してきた結果、今の作り方にたどりつきました」と語ります。気持ちを込めて作り続けてきたまんじゅうは、今なおロングセラー商品として売れ続けています。