100年の歴史を刻む酒造会社の
本格リキュール
皆さんは灰持酒(あくもちざけ)をご存知でしょうか。灰持酒とは、木灰を投入することで保存性を高める伝統的な製法で造られた古から日本に伝わる醸造酒のことです。日本酒の原点と言われるこのお酒を鹿児島では地酒と呼び、料理酒や祝い酒として各家庭で長く重宝されてきました。しかし、戦後になると灰持酒を製造する会社はなくなりました。古来より伝わるこの灰持酒の製法を地道に研究し、改良を加えながら復活させたのが東酒造です。同社では、火入れを行わず完全生酒の灰持酒を製造しています。お米由来の天然アミノ酸がバランス良く含まれており、素材そのものの旨みを引き出すことから料理酒としてプロの料理人や食品加工の原材料などにも使われています。伝統的な技法と現代の技術が融合した灰持酒が、同社の可能性を広げています。